【初心者向け】立って弾けない人も必見!ギターの基本フォーム(からだ編)

ギター入門
悩んでいるギタリスト001

立って弾くの苦手…めっちゃ手元を確認しちゃうし、座って弾けるフレーズが立つと弾けなくなる…

そんなお悩みに答えます!

この記事では、ギターを演奏するときの基本となるフォームの注意点やポイントを解説します。

練習するときに注意してほしい基本姿勢のポイントや、座ってなら弾けるのに立って弾きにくくなってしまう…という悩みにお答えします!

イスなどに座って練習する人に向けて書いてありますが、注意してほしいポイントなど共通する部分もありますので、参考にしてみてください!

また、この記事は“ギターの基本フォーム”シリーズとして、書きましたので、ほかの記事も合わせて見てみてくださいね!

フォーム001-01

みなさん、ギターを弾くときはどんな姿勢で弾いていますか?

おそらく練習するときなど、基本フォームとして紹介されていたりする、“右足の太ももに乗せて”弾いていると思いますが、このフォーム実はあまり使わないほうがいいんです…。

え!でもみんなこの弾き方してるよ…?と思いますよね?

確かに見栄え的には王道なフォームですし、みんなこのフォームで弾いてるので一見正しいように思うのですが、
このフォームで練習してしまうと、大事なポイントが欠落してしまうんですよね…

それは、立って弾いたときギターの位置が変わってしまうんですね…。

これはあとあと気づくんですが、大きな問題なんですね…。

私もそうだったのですが、立ってギターを弾くときにうまく弾けなくなる、コードを押さえられなくなる原因の大半はこれだと思います。

立って弾く練習もすればいいじゃん?と言われたらまぁそうなんですが、
ギタリストはそんなに体力ないし…座って練習した分が無駄な気がしたりしなかったり…んー…

さらに、このフォームで弾くときおそらくほとんどの人が足を組んで弾くと思うのですが、足を組むことで骨盤がズレて腰痛の原因になってしまったりするんですね…。

さらにさらに、たいてい練習してるときなど、左手ばかりに意識が向いて、指板をのぞき込むような姿勢になっていませんか?

そうなると、猫背になり、腰への負担がプラスされてしまいます…。
猫背+骨盤のずれ…結構なダメージです…。

じゃあどんなフォームがいいの?

じゃあ、王道のフォームがダメならどんなフォームがいいの?といいますと、それは、“左足の太ももに乗せる”フォームです。

シンプルですが、さまざまなデメリットを解決する真の基本フォームだと思います。

このフォームのメリットはなんといっても、実際にやってみたら納得いくと思うのですが、シンプル立って弾いた時とあまり位置が変わらないんですね。これがこのフォームの大きなメリットです。

また、これから説明するポイントを意識すると猫背などの悪い姿勢を防ぐこともできるので、練習に取り入れてみてくださいね!

真の基本フォーム+α

このフォームのポイントは、“左足をなにか台の上に乗せること”と“立った時と同じフォームを意識すること”です。そして、“鏡を見て”練習するです。

やってみるとわかると思うのですが、左足をなにかに乗せないとすごく弾きにくいと思います。たぶん、練習どころではないくらい弾きにくいと思います…。

また、左手が気になってギターを傾けたり、のぞき込もうとしてしまうと思うのですが、極力立った時のギターのフォームを崩さないように注意してください。

そのとき重要なのが、鏡を置いて練習するということです。

鏡に向かって練習することで、のぞき込む姿勢を防げ、姿勢が崩れたときもすぐに確認できます。

また全体的なフォームも確認できること、正面を向いて演奏するので手元を見ないクセがついて本番にも役立つと…メリットだらけなのです!

ちなみに私は最近は鏡を置くのが邪魔なので、webカメラを鏡代わりに使用して練習しています。

カメラなら練習を録画もできるので、さらにメリットが増えました!

でも手元が見たい、確認したいときは?

練習するときは基本鏡を見て、左手をのぞき込むのはやめた方がいいと言いましたが、手元をどうしても確認したいときもあると思います。

そのときのポイントをいくつか紹介します。

ポジションは、ポジションマークで確認!

ネックの側面に、・が打ってあると思うのですが、これはポジションを確認するためについています。1,3,5…と表面のマークと対応していると思います。このポジションマークを参考に確認してみましょう!

直接見たときに見える角度

厳密にではないのですが、おおよその目安として、左手を直接見たときに、だいたい1弦が見えるかどうかくらいの角度がギターを傾けてもいい許容範囲です。

それ以上見えている(指板がしっかり見えている)とギターを傾け過ぎているか、のぞき込んでいるので注意しましょう。

ギターは上に傾けると若干音が高くなってしまうので、あまりギターは傾けすぎないように注意しましょう!

まとめ

・左足を台に乗せて左太ももにギターをのせて練習する
・鏡の前で練習する

が、この基本フォームのポイントでした。

私もそうでしたが、右足に乗せて練習するのに慣れてしまった人からしたら最初は少し違和感があるのですが、その違和感をひっくり返すほどのメリットや効果があってとても満足いくフォームになりました。

よかったらぜひ、このフォームを取り入れて練習してみてくださいね!